梅雨・湿気から家を守る|防湿・換気設計の基礎知識
梅雨になると、じめじめした空気が家の中にも入り込み、カビや結露、木材の腐朽といったトラブルが増えます。特に築年数が経つにつれて「なんとなく家がにおう」「押し入れにカビが生えた」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、こうしたトラブルの多くは設計・施工の段階で防ぐことができます。この記事では、梅雨・湿気対策として知っておきたい防湿・換気設計の基礎知識を解説します。
01|湿気が引き起こす住宅トラブル3つ
湿気は、住宅にさまざまなダメージを与えます。代表的な3つのトラブルを見ていきましょう。
相対湿度が70%を超えるとカビが繁殖しやすくなります。壁・天井・押し入れの奥、床下など、見えない場所でも発生します。カビはアレルギーや喘息の原因になるため、健康面でも見逃せません。
内部結露(壁の中や床下で起こる結露)は外から見えないまま進行し、木材を腐朽させます。断熱材の性能も著しく低下します。気密性・断熱性が低い住宅で特に起こりやすいトラブルです。
湿気の多い床下はシロアリが好む環境です。腐朽が進んだ木材はさらにシロアリを呼び寄せ、構造体に深刻なダメージを与えます。湿気対策はシロアリ対策にも直結します。
02|床下防湿シートの役割
地面からの湿気を遮断するために設置するのが床下防湿シートです。土壌からの水蒸気の上昇を防ぎ、床下空間の湿度を下げる効果があります。
防湿シートは0.1mm以上の厚みのポリエチレンシートが一般的で、継ぎ目を十分に重ねて施工することが重要です。また、べた基礎の場合はコンクリート自体が防湿層となるため、防湿シートを組み合わせることでより高い効果を発揮します。
防湿シートを設置する際の注意点
シートの継ぎ目は150mm以上重ねる/基礎立ち上がりにも沿わせる/破れや穴がないか施工後に確認する
03|24時間換気システムとの連携で室内の湿気も対策
床下だけでなく、室内の湿気対策にも適切な換気設計が必要です。2003年以降、住宅への24時間換気システムの設置が義務化されましたが、システムの種類によって効果は大きく異なります。
全熱交換型換気システム(第一種換気)
換気しながら熱を逃がさない
外気を取り込む際に室内の熱を回収して温度差を緩和。PM2.5・花粉・ウイルスを除去しながら、新鮮な空気を24時間循環させます。湿気のコントロールにも効果的です。
超高気密住宅との組み合わせ
計画換気が成立する
気密性が低い住宅では、換気が計画通りに機能しません。C値0.5cm²/m²以下の超高気密住宅であれば、換気システムが設計通りに働き、湿気・ウイルス・化学物質を効率よく排出できます。
04|まとめ:梅雨でも安心して過ごせる家のポイント
湿気対策チェックリスト
✅ 床下に防湿シートが施工されているか
✅ 室内に24時間換気システムが設置されているか
✅ 超高気密設計(C値0.5以下)で計画換気が成立しているか
✅ 内部結露対策(断熱・防湿層の設計)が行われているか
Asahi Hausでは、全熱交換型換気システムとC値0.5cm²/m²以下の超高気密設計を標準採用しています。梅雨の季節でも、室内は常に清潔で快適な空気環境を維持できます。住まいの湿気対策についてご相談があれば、見学会・相談会でお気軽にお声がけください。
ご不明点がございましたら、下記お問い合わせフォームまたはLINEにて、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
LINEお友だち登録はこちら
または、ID検索「@958ngvay」でお願いします。