NEWS

・ニュース&ブログ・

住宅の省エネ等級って何?省エネ等級4以上のメリットについてご紹介します!

BLOG

近年、地球温暖化をはじめとした様々な問題から、省エネ住宅に対して大きな注目が集まっています。
そんな省エネ住宅の中でも、省エネ等級4以上を満たす住宅は、環境にやさしいだけではなく、住んでいる人にも大きなメリットを与えてくれます。

そこで今回は、住宅の省エネ等級がどのようにして決められているのかと、省エネ等級4以上の住宅がもつメリットについてお伝えします。
ぜひ家づくりの際の参考にしてください。

 

□住宅の省エネ等級を決める基準

そもそも、住宅の省エネ等級を決める基準は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づいて定められています。
住宅の省エネ等級を決める基準となるのは「断熱等性能等級」と「一次エネルギー消費量等級」の2つです。
ここからは、それぞれの基準について解説していきます。

 

*断熱等性能等級

断熱等性能等級とは、高い断熱性を持つ住宅に与えられる基準のことです。
等級の基準になるのは「UA値(外皮平均熱貫流率)」で、住宅内部から外皮(外壁・屋根・開口部)を通じて逃げる熱量を、外皮全体で平均した値のことを指します。
等級数は5段階に分かれており、UA値が低い住宅ほど高い等級を与えられます。

 

*一次エネルギー消費量等級

一次エネルギー消費量とは、1年間に住宅がどれだけのエネルギーを消費するかのことで、この消費量を基準に等級が定められています。
一次エネルギー消費量の指標となるのは「BEI(Building Energy Index)」で、BEIが1.0以下になると、一次エネルギー消費量等級は4以上の数値を与えられます。

 

□省エネ等級4以上の住宅にはどんなメリットがある?

ここからは、省エネ等級4以上の住宅にはどのようなメリットがあるのかについてお伝えしていきます。

 

1.光熱費を安く済ませられる

省エネ等級4以上の住宅になると、非常に高い断熱性をもっているため、冷暖房を効率良く稼働できます。
そのため、冷暖房にかかるエネルギーの消費をかなり削減でき、光熱費を大幅にカットできるのが大きなメリットです。

 

2.過ごしやすい住まいになる

断熱性能に優れている住宅は、夏は涼しく冬は暖かい空間になり、1年を通して過ごしやすい環境を保ってくれます。
また、部屋ごとによる温度差も小さくなるので、ヒートショックの防止にも繋がるでしょう。

 

3.環境にやさしい

省エネ等級が上位になってくると、自宅で発電できる機能を備えている場合が多いです。
太陽光や自然風を使って発電するため、環境に害を及ぼすことなく自宅で使うエネルギーを賄えるので、とても環境にやさしいです。

 

4.補助金制度や優遇されたローン金利を利用できる

省エネ等級4以上になると、国や自治体から補助金やローンの優遇措置を受けられる可能性があります。
補助金の例としては、「ZEH支援事業」「地域型住宅グリーン化事業」などがあり、自治体によっては独自の補助金を整備している場合もあるので、ホームページで確認してみましょう。

 

□まとめ

省エネ等級は、「断熱等性能等級」と「一次エネルギー消費量等級」の2つによって決められています。
この省エネ等級において4以上を満たせば、環境にも住んでいる人にも優しい住宅になるので、家づくりの際は省エネ等級4以上を目指してみましょう。

当社では、住宅のデザイン性を保ちながら、省エネ性能にも優れた住宅を叶えられます。
山口市・防府市周辺で家づくりを検討されている方は、当社と一緒に省エネ住宅を実現させましょう。

パンフレット