新築の一戸建てを建てるときにその家の顔になるのが玄関です。
そこでおすすめをしたいのが玄関の吹き抜けです。
ただし、ちゃんと知らないと「思っていたのと違う」となってしまう恐れがあるので今回は玄関の吹き抜けのメリットと注意点を紹介します。

□玄関の吹き抜けのメリットって？

玄関を吹き抜けにする最も大きな利点は、多くの人がアンケートで挙げているように「解放感」を感じられることです。天井が高くなるため、玄関を開けた瞬間に広々とした空間が広がるのを感じられます。

ただし、この解放感を最大限に引き出すためには、広々とした玄関スペースを確保し、周囲を壁で囲まないようにすることが重要です。
階段や廊下の配置、手すりの素材やデザインなどを工夫することで、奥行きを演出でき、吹き抜け効果がより強くなり、家全体を広く見せるられます。

高い位置に窓を設置することで太陽光を取り込み、明るい玄関にすることも利点です。
吹き抜けにすることで、周囲の空間を自由に演出できるため、窓や照明の配置などを工夫し、おしゃれな玄関に仕上げられるでしょう。

吹き抜け玄関の注意点を2つ紹介します。

1.玄関の明るくなる窓の高さや大きさを選ぶ

玄関の吹き抜けには、窓の位置や大きさにも注意を払いましょう。
天井が高いのに通常の窓を設置してしまうと、日当たりの改善にはつながらないので、隣家との間に適切な高さの窓を配置し、光を取り込むことで明るい玄関にすることが重要です。

ただし、窓が大きすぎると、玄関が暑くなる可能性があるため、慎重になる必要があります。
窓の断熱性を高めるために工夫し、サイズを適度に小さくするなどの対策をおすすめします

2.吹き抜けの寒さ対策

玄関には外部とつながるドアがあり、出入りする際には冷気が侵入してしまう可能性があります。
土間やタイルは熱伝導率が高く、冷たさを感じやすい傾向がありますので、空間の寒さに対する対策が必要です。

寒さ対策の中でも最も効果的な方法は、住宅の断熱性を向上させることです。
高性能な断熱材を使用し、基礎の断熱を強化することによって、玄関の冷えを軽減できるのでおすすめです。

□まとめ

今回は玄関の吹き抜けのメリットと注意点を紹介しました。
吹き抜けは空間を明るく、広くみせてくれる反面、設計や材料に注意が必要になります。
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