日本の家屋にある土間はとても日本の落ち着いた雰囲気や和の空間を演出してくれます。
そこで今回は玄関の土間について紹介します。
玄関は家の印象を大きく印象付ける場所となります。
家に和の空間を作りたい方や玄関の土間について気になっている方必見です。

□土間って？

土間は、三和土やコンクリート、タイルなどの素材で床が仕上げられており、土足で歩いても問題ありません。かつての日本の住宅では、玄関や勝手口に設けられており、調理や部屋間の移動、玄関の靴の収納、ガレージなど、さまざまな用途で利用されていました。

室内側の勝手口や玄関にある一坪ほどの床も土間と呼ばれますが、ここで言及している土間は、さらに広いスペースを指し、部屋同士をつなぐ役割を果たし、収納や趣味など、幅広い目的で使用されることが一般的です。

このような土間は、頑丈な素材で床が仕上げられているため、室内の床が傷ついたり汚れたりする場合でも、土間を使用できます。
コンクリートやタイルなどの床は水洗いも可能であり、日常のお手入れも容易です。

□玄関の土間ってどうやって使うの?

玄関の土間は家の中にありながら床材を張らず土足で歩けるため、様々な方法で活用できますので3つ紹介します。

・ガサ置き
すぐに使用しないアイテムを土間スペースに「ガサ置き（ガサっと置けるという意味）」ができるので、当座の備蓄場所として土間を利用できます。

土間は比較的涼しい環境であり、食品の保存に適していて、玄関にある土間から必要な分だけを生活空間に持っていくなど、区分けが容易に行える利点もあります。

・ペットが出入りする場所
ペットを飼っている家庭では、特に犬など活動的なペットの場合、散歩などでの出入り時に汚れを落とすための中間領域として土間が活用されることがあります。
一方、室内でウサギなどのペットを飼っている場合には、土間自体を飼育場所としたり、庭につながる遊び場としたりして利用することも可能です。

・家庭菜園の収穫場所
ガーデニングに興味を持つ家庭にとって、土間は便利な場所です。庭でハーブなどを収穫し、土で汚れた野菜を一時的に持ち込めます。

ガーデニング用具など、土や草がつきやすいアイテムを収納するためにも、土間は便利に活用できるでしょう。

□まとめ

今回は玄関の土間について紹介しました。
土間は広々としたスペースがあり、さまざまの用途で使えるということがわかったのではないでしょうか。
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