自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、注文住宅の手順について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、注文住宅を建てる手順と、注文住宅を建てるときに重要なポイントをご紹介します。

 

□注文住宅を建てる手順

 

1.予算の決定

自分たちが毎月支払える金額と頭金を考え、金融機関のホームページで借入額を逆算し、建築総予算を導き出します。

 

2.要望の共有

夫婦で家や土地に関する要望を出し合い、理想の家づくりや新生活のイメージを具体的に明確にします。

 

3.情報収集

家を建てた知人やネット、SNSなどで情報収集を行い、マイホームに対するイメージを膨らませます。

 

4.ハウスメーカーへの相談

気になるハウスメーカーに実際に話を聞きに行き、予算に合った提案を受けます。

 

5.土地探し

ハウスメーカーと協力して土地を探し、希望に合った場所を見つけます。

 

6.金融機関の検討

候補となる土地が決まったら、数社の金融機関に事前審査を出して、適切な借入先を検討します。

 

7.間取りの検討

ハウスメーカーに間取りを考えてもらい、理想的なプランを見つけます。

 

8.現場見学

完成現場や構造現場を見学し、実際の広さや施工のクオリティを確認します。

 

9.土地の絞り込み

理想的な建物が建つ土地を絞り込み、買付を提出して予約します。

 

10.ハウスメーカーの絞り込み

ハウスメーカーを選定し、提案内容や予算、信頼性などを検討して絞り込みます。

 

11.契約

土地とハウスメーカーが決まったら契約を行い、契約内容とスケジュールを確認します。

 

12.住宅ローンの決定

家づくりの総額が確定したら、住宅ローンの借入先や借入額を決めます。

 

13.近隣への挨拶

着工前に近隣へあいさつ回りをし、工事中のトラブルを予防します。

 

14.現場訪問

工事が始まったら定期的に現場を訪れ、進捗や施工の品質を確認します。

 

15.家具・家電の選定

完成に向けて家具や家電を選びます。

 

□注文住宅を建てるときに重要なポイント

 

1.情報を収集し、イメージを固める

最初のステップでは、家づくりに向けての情報収集が不可欠です。
この段階で集めた情報が、後の家づくりに大きな影響を与えるからです。
注文住宅では、間取りや部屋の仕様、外壁など、施主の希望に基づいて家を建てるため、まずは理想の家のイメージを具体的に固めることが必要です。
情報源はWEBや本、雑誌、カタログなど多岐にわたり、集めた情報をもとに、希望の家を明確にイメージしましょう。

 

2.予算決定・資金計画

次に、希望の家がどれぐらいの予算で叶えられるかを調査し、予算を決定します。
この際には、お金の借り入れや返済期間も含め、資金計画を丁寧に立てることが重要です。
住宅ローンのことなども含め、家族で話し合いながら将来の計画を考慮し、支払い計画を策定します。
通常、家を建てる際の総予算は「年収の5倍以内が望ましい」とされています。

 

□まとめ

注文住宅を建てる手順は、予算の決定、要望の共有、情報収集、ハウスメーカーへの相談、土地探し、金融機関の検討、間取りの検討、現場見学、土地の絞り込み、ハウスメーカーの絞り込み、契約、住宅ローンの決定、近隣挨拶、現場訪問、家具・家電の選定の順で行われます。
また、注文住宅を建てるときは、情報を収集しイメージを固める、予算決定・資金計画が大切です。
本記事が注文住宅の手順を知る参考になれば幸いです。

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