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ルーフバルコニーのメリットとデメリットをご紹介!
自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、ルーフバルコニーを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ルーフバルコニーのメリットとデメリットについてご紹介します。
□ルーフバルコニーのメリット
屋上バルコニーを備えたアパートメントには、いくつかの利点があります。
主な利点は以下の通りです。
1.開放感が抜群で空がよく見える
屋上バルコニーは広々とした開放感を提供し、空を広く眺められます。
通常のバルコニーでは味わえない特別な空間となっています。
部屋の窓からも、バルコニーが部屋続きのように見え、圧迫感が少なくなります。
2.広くて日当たりが良い
屋上バルコニーは広く、周囲に遮るものがないため、優れた日当たりを享受できます。
洗濯物を干すだけでなく、レジャー用品のメンテナンスや家族全員の寝具を干すのにも十分なスペースがあります。
3.プライバシーを保護できる
屋上バルコニーと部屋の距離があるため、外からの視線を気にせずに過ごせます。
これにより、カーテンを閉めずにプライバシーを確保できます。
特に密集した住宅地での住宅では、このプライバシーの確保が重要です。
4.使用用途が豊富
屋上バルコニーは広いスペースを提供し、ペットや子供との遊び場、ガーデニング、天体観測など、さまざまな用途に活用できます。
また、リビングの延長としても利用可能で、食事やくつろぎのスペースとしても適しています。
5.資産価値を維持しやすい
屋上バルコニーが希少であり、物件数が少ないため、資産価値が安定しやすい傾向があります。
特に角部屋かつ天井が高い場合は、一層資産価値を保持しやすくなります。
□ルーフバルコニーのデメリット
屋上バルコニーにはいくつかのデメリットも存在します。
以下にその主な点を挙げてみましょう。
1.設置に費用がかかる
ルーフバルコニーの設置には相応の費用がかかります。
新築工事の場合、バルコニーの大きさに応じて追加で約100万円前後の費用が発生することがあります。
これには雨漏り防止のための防水工事や床面の補強、手すりの取り付けなどが含まれています。
後のメンテナンスを考慮すると、ルーフバルコニーは費用がかかる贅沢な選択肢となります。
2.居室から行き来できない場所に階段が必要
居室から屋上バルコニーへのアクセスができない場合、階段を設置する必要があります。
内部と外付けの階段には価格差があります。
特に室内に内階段を設置する場合は、費用が高くつく傾向があります。
3.階下の天井への雨漏りのリスク
屋上バルコニーは階下の屋根を利用しているため、広い面積が雨漏りのリスクを高めます。
床がフラットに作られているため、勾配のある屋根よりも雨水がたまりやすいという問題も発生します。
特に床にウッドデッキなどを敷いている場合は雨漏りに気付きにくく、階下の天井に染みができるまで気付かないこともあります。
4.定期的なメンテナンスが必要
屋上バルコニーには防水工事が不可欠ですが、防水の種類や耐用年数には様々な選択肢があります。
それぞれの条件に合わせて施工業者と相談する必要があります。
定期的なメンテナンスが怠られると、雨漏りや水漏れが発生し、修繕に多額の費用がかかる可能性があります。
5.目隠しや安全対策が必要
屋上バルコニーが近隣の窓から見える可能性がある場合、目隠しの塀を設置するなどの対策が必要です。
また、子供やペットの安全対策として、適切な手すりの高さや隙間の設定が求められます。
□まとめ
ルーフバルコニーのメリットとしては、開放感が抜群で空がよく見える、広くて日当たりが良い、使用用途が豊富であることが挙げられます。
一方、ルーフバルコニーのデメリットとしては、設置に費用がかかる、居室から行き来できない場所に階段が必要、階下の天井への雨漏りのリスク、定期的なメンテナンスが必要であることが挙げられます。
本記事がルーフバルコニーを検討する参考になれば幸いです。
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