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家の基礎の高さは高い方が良い?メリットとデメリットをご紹介!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、家の基礎の高さについて検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、家の基礎とは何か、また家の基礎が高いことのメリットとデメリットについてご紹介します。
□家の基礎とは?
基礎は住宅において最も重要な要素です。
住宅の基礎は、建物の荷重だけでなく、地震や風など外部からの力を地盤に伝え、住宅を保護する役割を果たしています。
これは住宅の寿命や耐震性にも深く関わる重要な構成要素です。
基礎には主に以下の2つの種類があります。
1.布基礎
このタイプでは、住宅の外周と主要な仕切り壁の下に基礎が配置されます。
コストが低い一方で、コンクリートの使用量が少ないため、一部地面が露出している箇所があります。
これにより、湿気やシロアリの被害が発生しやすいというデメリットがあります。
2.ベタ基礎
ベタ基礎は床面全体が鉄筋コンクリートで覆われています。
高い強度を持ち、害虫や湿気から住宅を保護しやすい特長があります。
ただし、コンクリートの使用量が増えるため、コストはやや高めとなります。
基礎の選択は慎重に行うべきであり、その品質が住宅の安定性や耐久性に直結します。
□家の基礎の高さは高い方が良い?メリットとデメリット
*メリット
基礎が高い住宅を選ぶ際のメリットは、湿気や水害から住居を守るだけでなく、特に「ネズミや害虫への対策」が挙げられます。
日本の伝統的な木製建築物では、これらの害虫による損傷が劣化の主因となりました。
基礎を高くすることで、ネズミや害虫が巣を作りにくくなり、住宅をこれらの被害から守る効果が期待できます。
高床式住居は、この害虫対策だけでなく、外観のスタイルにこだわりたい方にとっても適しています。
*デメリット
しかし、基礎が高い住宅には一定のデメリットも存在します。
まず、高低差が生じるため、出入り口が利用しにくくなり、お年寄りや子供、身体的なハンディキャップを持つ方にとっては不便となります。
バリアフリーに反する可能性があり、リフォームやリノベーションが必要になることも考慮すべき点です。
また、基礎の高さにより重心が高まり、耐震性が低下する可能性があります。
木造建築の場合、金物を使用して耐震性を向上させる必要があり、これにより工事の費用が増加することもあります。
土地の状況によっては地盤改良が必要であり、工事期間も延びる可能性があります。
□まとめ
住宅の基礎は、建物の荷重だけでなく、地震や風など外部からの力を地盤に伝え、住宅を保護する役割を果たしています。
これは住宅の寿命や耐震性にも深く関わる重要な構成要素です。
山口市・防府市周辺で家づくりをご検討中の方は、ハイセンスでスタイリッシュな家を提供している当社にぜひ一度ご相談ください。